ジャック・リーチャー NEVER GO BACK
単体として評価するか、続編として評価するかで点数が変わるので、スコアをつけるのがとても難しい作品。
単体としての満足度は高め。
『ミッション・インポッシブル/ローグネイション』に続き、「あのシーンがもう!?」という驚き。
相変わらず、容赦無く敵を痛めつけるトム・クルーズ。
『キャプテン・アメリカ/ウィンターソルジャー』より、もっと凛々しい姿を見せてくれるコビー・スマルダーズ。
ジャック・リーチャーと同じく流れ者、正体不明ながら存在感のある敵役。
では、満足度はそれなりに高かったのに、なぜ前作より好みでないかというと…。
まず、足枷的なキャラクターが出てくるのが個人的に好きじゃない。
そして、続編として見たときに…
前作に散見された、謎にユルいギャグが大幅に減少。
ハードボイルドな雰囲気もあまり無し。
そして、前作で味方が非戦闘員の1人しかおらず、ほぼ主人公の孤軍奮闘であったことで出ていた"アウトロー"感がなくなってしまった。
それとともに、緊迫感も減少。
というわけで、この映画に何を求めるかによって、人それぞれ大きく評価が変わってきそうな作品。
ただ、トム・クルーズが嫌いじゃなくて、アクション映画が好きであれば、「観なきゃ良かった〜」となることはなく、「面白かった!」という感想になることと思います。
Jack Reacher: Never Go Back 2016年11月11日公開