ターザン:REBORN
王道をゆくようなストーリーで、基本的に安心して観られます。
動物たちがとてもダイナミックで、映画館ならではの臨場感。
ターザンが木々の合間を抜けてゆくシーンも、臨場感たっぷりです。
アレクサンダー・スカルスガルドは、台詞こそ少ないものの、野性味と英国紳士のダンディーさを、ちょうどいい塩梅に表現できていたかなと思います。
女性は彼の肉体美も必見(笑)
そして、ジェーン役マーゴット・ロビー。
キュートさと、芯の強さのあいまった1つ1つの表情が絶品です。
彼女は現在、飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍していますが、その活躍が頷けるだけの魅力がありますね。
サミュエル・ジャクソン、クリストフ・ヴァルツは安定の存在感。
多くを語らないターザンの替わりに、サミュエル・ジャクソンが映画の登場人物と観客とを繋ぐ、ややコメディ的な役割をしています。
ジャイモン・フンスーは思ったより出番が少ない!
全体的に落ち着いたトーンで話が進んでいくので、退屈と感じる方もいそうではあります。
ただ、落ち着いたトーンだからこそ、主役二人の存在感が光っているのではないかな。
劇中、要所要所で、マーゴット・ロビー(ジェーン)がサミュエル・ジャクソン(≒観客)に、ターザンの過去を話すのですが、そのあたりを鑑みても、タイトルは原題通り"The Legend of Tarzan"で良かったのでは?
※同時期に公開されたジャングル・ブックの感想です。
こちらでもターザン:REBORNについて少し触れました。
The Legend Of Tarzan 2016年07月30日公開
アレクサンダー・スカルスガルド ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント 2016-12-07
アニメーション版。
ディズニー ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社 2014-03-19