The World is Not Enough.

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主に映画と海外ドラマの感想を書いてます。ネタバレなしカテゴリ以外はネタバレあり。時々文房具やコスメの話も。

トゥルーブラッド最終回について思うこと

海外ドラマ 欧米ドラマ トゥルーブラッド

※ファイナルシーズン(シーズン7)最終話についてネタバレしています。

 

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数日前から、『ゲーム・オブ・スローンズ』で知られるHBO制作のヴァンパイアドラマ『トゥルーブラッド』を観はじめました。

 

まだシーズン2の中盤までしか観ていないのですが、ひょんなことで結末を知ってしまい、それ以来う〜〜〜ん…となってモヤモヤが募るのでここに吐き出してみます(笑)

上記の通り、全体の中でまだ序盤までしか観ていない状況なので、今後考え方が変わる可能性はあります。あくまで現時点で思うこと、という位置付けです。

 

病気に罹ったビルは、同じように病気に罹ったエリックがしたような、抗体を含む血液を摂取して病気を治すという選択をしないことを決意します。

そして死期の近いビルは、自分が生み出したヴァンパイアであり、いわば娘のような存在のジェシカの結婚式を望みます。(相手は人間のホイト)

そしてスーキーに頼んで、自殺のような形で杭を自分の胸に打ち込み、死んでしまいます。

 

これが私が現時点で把握している結末です。実際に最終話を観たわけではないので、細かいニュアンスが違っていたらすみません。

ここからが本題です。

 

制作側のコメントで、「死があるから生は輝く。命のサイクルの美しさを表したかった」みたいなコメントがあったんだけど、いや、そりゃそうなんですけど、このドラマってそんな当たり前のことを当たり前のストーリーで描くドラマじゃなくない!?

ヴァンパイアのみならず黒人やゲイへの差別や、カルトなんかについても綺麗事抜きでストーリーに盛りこむアグレッシブさや、エロ・グロ・暴力満載な中で突如として挿入される奇妙なファンタジー映像のアンバランスさなんかが、ファンを惹きつけてきた要素なのでは…?

 

それなのに、最後の最後になってそんな普通のこと言っちゃって綺麗にまとめようとするなんて、なんか酷いように思えるのです。

もちろん、ただ単にビルとスーキーが結ばれるハッピーエンドが見たい、っていうのもありますよ。
でもそれ以上に、最終話の展開は少なくともシーズン1・2からうかがえるこのドラマの方向性とはかけ離れているように思えるのです。


スーキーもヴァンパイアになってずっと連れ添うのがこのドラマにとってベストかどうかまでは分からないけど、異質なものをきちんと異質なものとして描き、そのうえでその存在を肯定してきたのに、最後に「ヴァンパイアのビルは、普通のお父さんみたいに娘の結婚式に出席してみたかったのです。そして普通の人のように死期がきたので死にました。」ってのはどうなの〜。

スーキーにとって、スーパーパワーを失って"普通の人"として家庭を持つことが本当に望んだ道なの?

結局のところ、ビルが昔の人で保守的な人だからスーキーにそうなってほしかった、ってだけに思えちゃう。

 

ビルの中に残る人間性こそがビルの行動原理であり、彼に人間性が残っていたからこそシーズン1でスーキーはビルに惹きつけられたってのはわかります。そしてその人間性ゆえに死を望んだのでしょう。そもそも彼は最初から一貫してヴァンパイアなんて忌むべきものだと言っていたし。

でも、じゃあ、シーズン1〜6までの出来事は、ビルの考え方には結局何の影響も及ぼさなかったってことなの?って思って、なんだか悲しくなるのです。

 

うーん、思いつくままに違和感を文章にしたけどまとまらない。もっとエピソードを追っていけば考えが変わって結末に納得できるのでしょうか。

また最終話まで観終えた暁にはこの記事を読み返して、その時点で思っていることを書きたいと思います。

 

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こんな普通な光景がこのドラマの締めで良いのでしょうか…。

 

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