素朴な疑問

昨年の夏に仕事を辞めて無職になり、暇を持て余していたものの、外出する気力のなかった私にとって、Twitterや他の方のブログを読むのが大きな楽しみでした。

外出するといえば映画を観に行くときくらいだったので、ほとんど家にいて、ネットサーフィンと海外ドラマをひたすら観ることに明け暮れていたわけです。

ちなみに、現在はすこし気力が出てきましたが、今になって思うと、そもそも私は極度にインドア派なので、映画観賞以外でほとんど外出しないというのは、私にとって普通なのかもしれません。

(そうは言っても、仕事を辞めたころは、映画1本観終えることができなかったりだとか、異常なまでの頭痛腹痛だとか、いろいろ自分的に普通じゃないなと思う部分があったわけですが。)

 

そうしてネットサーフィンをしていたりYouTubeを観たりしていると、いかにたくさんの方が私と同じ趣味を持っているかがわかります。

私の趣味嗜好については自己紹介的なものでご紹介していますが、リンク先に行っていただくのも申し訳ないのであらためて書くと、アクション映画とか、アメコミ映画、ラブコメ、バイオハザード、アサシンクリード、昼ドラ系ドロドロ海外ドラマなんかが大好きです。

 

とはいえ私なんて、映画が好きといっても劇場で観るのは平均2〜3本/月だし、WOWOWとスカパーセレクト5とスターチャンネルは契約しているものの、1日じゅう流しっぱなしにしているわけではありません。なんとなく暇だな〜(いつも暇なんですけど…)と感じたときにおもむろにテレビをつけて、番組表を観て、たまたま面白そうな映画をやっていたら観てみたり、はたまた送られてくる月刊誌を眺めて、面白そうなものもしくは劇場で見逃したものを見つけたら録画予約をしておいて観る、そのぐらいのものです。テレビの有料チャンネルだけでも上手く使いこなせていないのにdTVとAmazonプライムまで契約しているから、固定費が家計に占める割合が高いんですけどね…まあそれは置いといて。

ゲームについて言うと、バイオハザードとアサシンクリードについては大好きなので、タイトルによってはそれなりにやり込んではいますが、そもそも、この2つのシリーズ+The Last of Us+バットマンアーカムシリーズをちょろっと+その他数タイトルくらいしかゲームをしたことがないので、はっきり言って下手くそです。オンラインco-op(二人プレイ)も楽しくて好きなのですが、お金を払ってまでco-opしているような方は当然私よりずっと上手なので、迷惑をかけたくなくて、基本的には1人で細々とプレイしています。

※PS3までは無料でオンラインco-opができたのですが、PS4では、PlayStationPlusというサービスに加入して、月額514円(3ヶ月、12ヶ月利用権だと割引あり)を支払わなければオンラインco-opは楽しめません。PlayStationPlusに加入すると、co-opが出来る以外に、フリープレイといってゲームが無料で配信されたり、オンラインストレージにセーブデータを保存できたりします。まあ有料化も悪いことばかりではなく、せっかく立てた部屋に入ってきて突撃死を繰り返すクソガキマナー知らずが格段に減りました。

海外ドラマだって、もっともっと観ている人は山のようにいます。

 

何が言いたくてこの記事を書き始めたのか、だんだんわからなくなってきました。

 

要するに、映画・ゲーム・海外ドラマなんて、趣味としてめちゃくちゃポピュラーなわけです。私よりコアなファンが死ぬほどいらっしゃって、私ぐらいの浅いファンも含めたら、それはもう、ものすごい人口のはずです。

たとえその中で、たとえば「トム・クルーズが好き」「007が好き」「アメコミ映画が好き」「ファイナルファンタジーが好き」「ゲーム・オブ・スローンズが好き」と細分化しても、それぞれに膨大な数のファンがいるはずなのです。(たとえは適当に書きました)

 

それなのに、なぜ現実世界で、私と同じ趣味嗜好の方に出会うことができないのでしょうか??

仕事をしていたころ、雑談のなかで趣味を聞かれ、私はいつもあれとこれが好きと答えていました。中小企業とはいえ、まあまあの数の人が働いていて話す機会があったので、会話のたびに自分の趣味について話したにもかかわらず、1人として、1つとして、「私もそれが好きなんです!」と言ってくれる方には出会いませんでした…。

 

ネットの世界は、こんなにも同じものを好きな方で溢れています。現実世界でも、なんなら『バイオハザード:ザ・ファイナル』を観ていた人たちは、少なくとも「アクション映画」「ミラ・ジョヴォヴィッチ」「ゾンビ」「バイオハザード」のいずれかに興味があるはずです。それなのに私の周りにはそういった人は現れないのです…とっても寂しいです。その寂しさと暇が爆発した結果、私はこのブログを始めました。

 

ところで、私の認識では、ブログとはそれぞれが好きなことについて書きまくり、同好の士と交友をあたため、また、コアすぎる知識を披露してくださる方の記事を涎を垂らしながら見る場所、というものでした。

なのでその感覚でブログを再開したのですが、なんせブログ業界(?)から離れて久しかったもので、戻ってきてみたらライフハック系(?ああいう感じのブログのジャンルを何と言うのでしょうか?)みたいな感じの、いかにも"バズり"そうな、見出しとか色々工夫して読みやすさにこだわった、親近感の持てるような文体のブログが席巻していて、ブログ界にまでSNSのノリが!!と驚愕いたしました。

 

ちなみに私が普段読むのは映画や海外ドラマについてのブログ、あと時々読むのもコスメブログで、私がもともと抱いていたイメージ通りのブログばっかりです。

どちらがいいとか悪いとかではないのですが、見出しを駆使したりして見やすさMAXみたいな感じのブログより、文字と写真でひたすら埋め尽くされたブログを読んでいると、私もここにいていいんだ…と思ったりして落ち着きます(笑)

とはいえ普段拝読しているブロガー様の記事とは違い、私の浅い知識で書く拙い記事がどれほどの方のお役に立つのか分からないですが、まあ、始めたきっかけがきっかけですし、たまたま読んでいただいた方の暇つぶしくらいになれたら良いかなぐらいの気持ちで続けていきたいです。

 

お題「ブログをはじめたきっかけ」