The World is Not Enough.

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The World is Not Enough.

主に映画と海外ドラマの感想を書いてます。ネタバレなしカテゴリ以外はネタバレあり。時々文房具やコスメの話も。

ボールペンの思い出

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スマホやタブレット、パソコンが、全盛どころか当たり前に存在している今日この頃。(はい、このような文章は耳にタコ、目の場合はなんというのでしょうか、ともかく飽き飽きするほどにあちこちで目にされてきたことと思いますが、良い導入が思いつきませんでしたので、書いてしまいました。)

かくいう私も、こうしてブログをパソコン(時にはスマホ)で書き、家族とのコミュニケーションも主にLINE。年賀状の宛名も、長年年賀状ソフトを使って印刷してきました。

とはいえ、仕事をしていた頃はほとんど手書きばかり。と言っても大昔の話ではないですよ、約半年くらい前の話です。お客様に渡す書類から、部署内で保存する書類、電話を受けたときのメモ、郵便物の宛名などなど、仕事中に扱う文字の95%くらいは手書き文字だったのです。

そうなると否が応でも存在感を増してくるのが文房具、中でも筆記用具です。

 

仕事で使うのはほとんど黒インクではありましたが、お客様の応対にパッと立って、その場でいろいろ書かなければいけなかったために、4色ペン+シャープペンの多機能ペンが実用上一番便利でした。

また、仕事では大量の文字をすらすら書かなければならなかったのですが、従来の油性ボールペンだと引っかかりがあるために、文字を書くスピードが落ちがち。また、手書きした書類をお客様に渡すこともあるので、書き始めがダマになったり、書いている途中にかすれたりするのも困ります。となると、流行りを通り越して新定番となった低摩擦インクが魅力的でした。

LOFTや東急ハンズの多機能ペン売り場で散々試し書きをしたり、実際にかなりの種類購入して、最終的に愛用していたのはJETSTREAM 4&1の0.5ミリ芯

同じようなスラスラ書ける低摩擦インクという括りで言うと、手が疲れないという面では、アクロインキ搭載のドクターグリップ 4+1も、程よい硬さのラバーグリップが付いていて良かったです。しかしこのラバーグリップが曲者で、しばらく置いておくと油がけっこう染み出してくるのです。個人的にはジェットストリームのインクよりも、アクロインキのほうが黒が濃く、書き心地もむっちりした感じで好みだったのですが、日々使うペンがベトベトしているというのはちょっと具合が悪い。

そういうわけで、書き心地がやや硬くて紙の上で滑る感じはするものの、ジェットストリームを愛用していました。ジェットストリーム4&1も、ドクターグリップ4+1も、程よく軸が太くて重さがあり、低重心なところが良いです。このあたりは好みがあると思うので、重さのある多機能ペンは使いにくいという方は、プラスチック軸のほうが良いかもしれません。

 

 

ただ、今となってはよく知られている話ですが、ジェットストリームやアクロボールなどのなめらか系インクは、長期間保存していると紙の裏側に油染みのようなものができてしまう、いわゆる裏抜け/にじみ抜け現象が起きてしまうことがあります。私も実際に、何年も前に使っていた古いほぼ日手帳にてその現象を体験しています。このことから、なめらか系インクは長期保存したい書類には向いていません

そこで、現在の私が主に文字を書く場面である、手帳への記入には、ゲルインクのユニボールシグノ RT1と、ジュースアップを気分によって使い分けています。この2つはインクの出が良くて滑らかな書き心地なのですが、愛用中の手帳であるEDiTに使われているややツルっとした紙の上でも滑りすぎることもなく、非常に書きやすいです。私の手帳は誰に見せるわけでもないので、日記やら日々の記録をぐちゃぐちゃと書くのですが、書いているということを意識することなく、思いつくままにどんどん書いていけるところが気に入っています。

ジュースアップは、アクロインキではないけれどむっちりした書き心地が感じられるところがお気に入り。ただマーカーやコピックでなぞると滲むので、手帳にイラストを描いて色ぬりなさる方は、シグノのほうが向いていると思います。

ちなみにユニボールシグノは、キャップ式とかノック式とかいろいろあるのですが、その中でもRT1だけが、発売にあたって新開発されたインクと、エッジレスチップといってボールペンのペン先のボールを支える部分のカドを滑らかにしたチップを使っているようです。そのおかげで、あの滑らかな書き心地が実現されてるんですね。そして、手紙を書くときは、紙への引っかかりがあるほうが丁寧に書ける気がするので、キャップ式のシグノのブルーブラックを使っています。カリカリとした書きごこちが、ゆっくり考えながら手紙を書くのにすごくぴったりです。

 

あとは、いろんな書類を書いたり、メモをとったり、レシピノートを作ったりするのには、エマルジョンインクを使ったZEBRAのスラリシリーズの1つであるスラリ300。スラリは低摩擦インクボールペンの一員ではありますが、裏抜けしないし、昔ながらの油性ボールペンのような書き心地なので気に入っています。スラリ300はメタルボディなので程よい重さもあって、たいへん書きやすいです。

 

 

ここまで書いてきて、おそらくお気づきかと思いますが、私のボールペンの好みの主軸は、紙に書いたときの適度な引っかかり本体の重さ(かつ低重心)にあります。

ただ、手帳に書き込むときは、ゆっくり自分と向き合って書くというより、思ったことを脳からそのまま手に伝えるような感じでとりとめなく書くタイプなので、本体が軽い方がその目的に合います。なので、シグノとジュースアップが定番です。

ゲルインク界の重鎮であるSARASAは、名前の通りインクがちょっとサラッとしすぎていて、紙の上をインクが素通りしていくような感覚が私の好みからは外れてしまうので使っていません。

 

仕事ではほとんどパソコンばかりで手書きなんかしない、という方にとっては、最後に手書きがメインだったのは学生時代でしょうか。(とはいえ最近の学生は授業のノートもタブレットやパソコンでとっているのかもしれませんが。)

学生のころは、教科書やプリントの隙間に書き込むのに、PILOTのHI-TEC-Cを使いまくっていました。インクの色はもちろんブルーブラック、ペン先は0.4ミリ。思えばこの頃からブルーブラックが好きでした。ペン先は0.3ミリ・0.4ミリ・0.5ミリの3種類ラインナップされていたのですが、0.3だとインクの出がやや悪く、0.5だと細かい書き込みにはやや太いので、0.4ミリが定番でした。

同じようなゲルインクのボールペンだと、他には上述したuni(三菱鉛筆)のシグノがあったのですが、周りでもハイテックが圧倒的な人気を誇っていたように思います。

なぜかというと、

  1. シグノは発色が良すぎるために、教科書やプリントに書きこみをすると、もともと印刷されている字が目立たなくなってしまう。
  2. 中高生のころの教科書によく使われていたツルツルの紙に書くと、乾きが遅かった。
  3. ハイテックのほうが微妙なニュアンスの中間色が多く揃っていて、集める楽しみがあったのと、自分の個性を出しやすかった。
  4. ハイテックは先端が針状になっているので、手元が若干見えやすく、細かい書き込みがしやすかった。

まあだいたいこんな理由だったんじゃないかと思います。

 

そして学生のメイン筆記用具といえば、やはりシャープペン。

これもいろいろ派閥はあったように思いますが、愛用者が多かったのはDr.GRIPですね。本体を振ると芯が出るというフレフレ機構が搭載されていましたが、あんまりその機能を使っている人はいなかったような…。

私が中高生のときは、何を思ったのか、気取って製図用のシャープペンを使っていました。本体が重くて、ただでさえ速く書くのには向かないのに、0.3ミリ芯を使っていて、今思うと本当にバカとしか言いようがありません。でも当時はすっごくおしゃれだと思っていました。恥ずかしい。

大学生になってからは、製図用シャープペン=おしゃれ、の謎の呪縛が解けたので、ドクターグリップやスーパーグリップノックを愛用していました。ドクターグリップは、コンセプト通り本当に手が疲れにくいですよね。スーパーグリップノックは、芯の種類を問わずなぜか紙へのひっかかりが感じられて好きでした。

ところで、大学生のころはルーズリーフにノートをとっていたのですが、バインダーの中でページとページが接触して、シャープペンで書いた文字がこすれまくるのが最大の悩みでした。

 

幸か不幸か、万年筆にはまだハマっておらず、持っている万年筆はkakunoとLAMYのサファリの2本だけですが、万年筆沼も楽しそうだなあと…(こういう些細な好奇心で覗いてみて、気づくと抜け出せなくなっているのが沼なのですが)。

LAMYといえば、一時期「ちょっとオシャレなボールペンが欲しい!」という気持ちが爆発して、その流れでLAMYのサファリのローラーボール(水性ボールペン)とボールペン(油性ボールペン)をやたら集めたんです。LAMYのサファリって毎年限定色が出るから、いろんな色を蒐集したくなっちゃう。で、ボールペンのほうは書きにくいので、わざわざアダプタを買って、ジェットストリームの芯を入れたり…。

 

その後、昨年のクリスマス頃にカランダッシュの849も購入。これは、サファリみたいにカスタマイズしなくても、もともと書きやすいオシャレなボールペンが欲しいと思って買ったもの。評判通りインクがどばどば出て書きやすいのですが、いかんせん軸が細いので、すぐに手が疲れてしまいます。

ただ、カランダッシュ849は、値段はお手頃なのにオシャレで高級感があり、軸色もたくさん選べるので、ギフトとしてもすごく人気があります。細軸が好きな方には是非おすすめしたいボールペンです。

結局のところ、外見はイマイチ(失礼)でも、国産のボールペンってやっぱり素晴らしい!そう思いました。なまぐさで、色々カスタマイズしたりするのは苦手な私には、パッと買ってきてそのまま快適に使える、国産の汎用ボールペンが一番良いのです。この結論に至るまでに山のようにサファリやカスタマイズ用のアダプタを買ってしまいましたが…とほほ。

 

こうしてつらつらと書いてみると、筆記用具にまつわる思い出はたくさんあります。あの時あのボールペンをよく使っていたなあ、なんであれがお気に入りだったんだろう?など、色々考えると懐かしいです。

 

 

皆さんはどんな文房具がお気に入りですか?

思い出のボールペンや、愛用中の万年筆はありますか?

筆記具以外の文房具にこだわりがありますか?

 

 

※今回ははてなブログのお題に沿って書いてみました。

お題「お気に入りの文房具」